乳歯が生える時期はいつ頃。気を付けたい点とは

乳歯が生える時期はいつ頃。気を付けたい点とは

赤ちゃんのの口の中に白い生えかけの乳歯を見つけたときは、なんともうれしい気分になるもの。しかし、この時期は赤ちゃんの歯にとって大事な時期。しっかりケアしてあげましょう。 2018年09月12日作成

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赤ちゃんのの口の中に白い生えかけの乳歯を見つけたときは、なんともうれしい気分になるもの。しかし、この時期は赤ちゃんの歯にとって大事な時期。しっかりケアしてあげましょう。 2018年09月12日作成

TOPIC 01

赤ちゃんに乳歯が生え始める時期はいつ?

赤ちゃんの日々の成長を間近で見られるのは、うれしいものです。歯が生えてくるのもそう。しかし、歯が生えてくると、歯茎がムズムズしてくるので、夜泣きやぐずりの原因にもなります。赤ちゃんが不機嫌な理由が分からないときは、口の中も見てみましょう。歯茎から白い歯が顔をのぞかせているかもしれません。

では、赤ちゃんの乳歯はいつ頃から、生えてくるのでしょうか。生え始めの時期の注意点と合わせて紹介します。

出典元:https://www.shutterstock.com

生える時期には、それぞれ個人差が

赤ちゃんの成長は千差万別。他の赤ちゃんより早く成長する赤ちゃんんもいれば、ゆっくり成長する赤ちゃんもいます。差を気にしすぎる必要はありません。

歯が生える時期もそう。まれに、生まれたときに既に歯が生えている赤ちゃんもいますし、1歳を過ぎてようやく生え出す赤ちゃんもいます。平均的な赤ちゃんの生え出す時期を見ても生後3カ月から9カ月ぐらいと、半年ぐらいの差があります。ですから、周囲の赤ちゃんと比べて多少遅くても心配する必要はありません。

ただし、1歳半を過ぎても生えてこないときは少し心配です。小児歯科の先生に診て
もらいましょう。

初めの頃は歯茎がムズムズ

歯が生え始めると、歯茎がむずむずしてきて、赤ちゃんの機嫌が悪くなることがあります。欧米では夜泣きやぐずりのことを「teething pain」といい、生後6カ月から1年くらいに赤ちゃんの機嫌が悪くなるのは「歯が生えてきた痛み」のせいというのが常識なのだそうです。

欧米では、こうした痛みを和らげるため薬を使うこともあるそうですが、日本には赤ちゃん向けのこうした薬はありません。歯固めのおもちゃを与えると、おもちゃを噛むことで痛みやかゆみが和らぎ、赤ちゃんの気持ちも落ち着きます。

生えそろう順番にも個人が

歯が生えそろう順番にも個人差がありますが、多くの場合、下の前歯から生えてきます。その後、上の前歯が生えてきて、多くの子が1歳ごろには上下の前歯が4本そろいます。乳歯は全部で20本、すべての歯が生えそろうのは平均すると2歳6カ月ごろになりますが、3歳を過ぎても問題はありません。3歳半を過ぎると、少し遅いので念のため、小児歯科の先生に診てもらった方がいいでしょう。

TOPIC 02

赤ちゃんの歯を守っていくために

赤ちゃんの歯が生え始めたら、さっそく歯のケアを始めましょう。何事も初めが肝心。幼い頃から歯ブラシに慣れさせ、歯磨きを習慣づけることが大切です。

赤ちゃんの歯は虫歯になりやすい?

歯の外側はエナメル質という硬い組織で覆われていますが、大人の永久歯に比べ、乳歯はエナメル質が薄いため、虫歯が早く進行してしまいます。気がつくと虫歯が神経に達していることもありますから、1年に2~3回の検診を受けるといいでしょう。

また、哺乳瓶で甘い飲み物を飲んでいると、虫歯になりやすくなります。哺乳瓶を使うと、どうしても歯の近くで飲み物を吸うので、糖分が歯の近くにたまりやすくなり、虫歯になってしまうのです。哺乳瓶ではミルク以外の飲み物を飲ませず、できるだけ早く哺乳瓶を卒業しましょう。

どうしても、哺乳瓶で飲ませなければならないときは、最後に水やお茶をのませて、糖分を洗い流してあげるのも効果的です。

1本でも生えたら歯磨きの準備を

歯の手入れは歯が生え始めたら、すぐに始めましょう。とはいっても、すぐに歯ブラシでごしごしこするわけにはいきません。

まずは、口の中や歯を触られることに慣れることから始めましょう。最初は食事の後に、ガーゼで口の周りや口の中の汚れを拭いてあげます。水やお茶を飲ませて、口の中の食べ物のかけらなどを洗い流してあげることも大切です。

そして、口の中に物を入れられても嫌がらなくなったら、赤ちゃん用の歯ブラシを与えます。だいたい、上下の歯が4本そろうまでに歯磨きを始められればいいでしょう。もちろん、お父さんやお母さんの仕上げ磨きも忘れずに。

TOPIC 03

もし「異常がある」と言われたら

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まれに、乳歯の数がたりなかったり、2本の歯がくっついて生えてきたりする赤ちゃんがいます。

すぐに大きな問題なるわけではないのですが、子供のうちに適切な治療を受けないと、やがて歯並びが悪くなり、永久歯の生え方にも影響してきます。

歯の数や形の異常に気付いたり、検診などで指摘されたときは、かかりつけの小児歯科を見つけて、将来的にどのような治療が必要になるのか、よく相談しましょう。「そのまま放置しておいても大丈夫」ということにはならないケースはほとんどなく、定期的に永久歯の生え方や歯並びなどを確認することが必要です。

小学生中学年くらいから高学年くらいの間に、歯科矯正が必要かどうかなど、その後の方針を判断することになります。

TOPIC 04

生える時期はあまり気にせずに。大切なのはケア

お父さんやお母さんなら、誰でもわが子の成長の速さは気になるものです。しかし、成長には個人差があります。歯の生える時期を必要以上に気にすることはありません。

むしろ、大切なのは歯が生えた後のケアです。赤ちゃんの頃から口の中を不潔にしていると、口の中は虫歯になりやすい環境になってしまい、永久歯にも影響してしまいます。

赤ちゃんが大人になっても健康な歯を保てるよう、しっかりとケアをしましょう。

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