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美しい口元は、ビジネスでも自信を持てるようになりますよね。歯並びが良いと見た目に美しくなるだけでなく、歯周病予防にもなります。
歯列矯正には、患者さんの希望や症状によってさまざま種類から選べます。
あなたに合った歯列矯正を選べるように、どのような種類があるのか理解しておきましょう。
歯列矯正で何が変わる?
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歯列矯正とは、歯並びを良くするための矯正治療です。歯並びが良くなると見た目が綺麗になるだけでなく、プラークなどの汚れを除去しやすくなります。
プラークの蓄積は、歯周病の原因です。歯周病が悪化すれば、細菌が歯ぐきの血管を通じて体内に侵入しやすくなります。
心臓病など全身性の病気になる前に、歯並びを良くしてお口から健康になりましょう。
また、歯列矯正にはいくつか種類があります。患者さんの希望や症状を踏まえて、どの方法が最適か選んでいきます。
矯正治療を進めるには、現在の歯並びを知ることから始まります。
矯正治療にはどのような種類があるのか、対象になる歯並びの種類を踏まえながら解説していきます。
矯正が必要な歯並びの種類
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矯正治療が必要とされる4つの代表的な歯並びの種類をお伝えしていきます。
空隙歯列(すきっ歯)
歯と歯の間に隙間がある状態を空隙歯列と言います。顎の大きさに比べて歯が小さい場合や本数が少ない場合にみられます。
前歯に空隙歯列が見られると、非常に目立ってしまいます。
叢生(乱杭歯)
叢生(そうせい)とは、歯が凸凹に重なった状態の歯並びです。
歯が大きくて顎が小さい場合に、顎に並びきらず凸凹の状態が起こります。八重歯(やえば)が典型的な例ですね。
上顎前突(出っ歯)
上の歯が下の歯より前方に突出している状態を上顎前突と言います。いわゆる出っ歯の状態です。
歯だけでなく顎の骨格がズレている場合もあり、前歯は乾燥しやすくプラークがつきやすい状態になっています。
放っておくと虫歯になるリスクを高めることもあります。
下顎前突(反対咬合)
下の歯が上の歯より前方に突出している状態を下顎前突と言います。
骨格のズレが原因であれば、小学校入学前には治療を始めた方が良いでしょう。
下顎が出ているため横顔が三日月のように見えてしまうこともあります。
歯列矯正の種類とは? あなたに合った方法を見つけよう
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ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、針金のようなワイヤーで歯を引っ張ります。古くから実績のある矯正方法です。
1本1本の歯にブラケットと言う装置を取り付けて、ワイヤーを通し歯に力を加えて徐々に歯並びを良くします。
メタルワイヤーが主流ですが、より目立ちにくい透明や白の素材出てきた装置もあります。
舌側(裏側)矯正
舌側矯正は、歯の裏側にワイヤーを装着して歯並びを良くします。歯の表側に装着するワイヤー矯正よりは、見た目が良くなるでしょう。
ただし、歯の裏側に装着することによる不快感が生じます。
マウスピース矯正(インビザライン)
矯正治療の中では目立ちにくい方法のひとつがマウスピース矯正です。
透明のマウスピースを長期間装着することで徐々に歯並びを良くしていきます。
矯正治療による痛みも少なく、食事の際は外すことが可能ですので、治療の負担が少なくなります。
部分矯正
前歯など部分的に矯正する方法もあります。治療期間は短く、費用面でも良心的です。
ワイヤーとマウスピースのどちらの矯正方法でも可能です。
インプラント矯正(アンカースクリュー)
インプラント矯正は、矯正用の小さなインプラントを顎に埋め込み、そこを支点としてワイヤーで歯を引っ張る方法です。
効率良く歯を動かせるため、通常の半分程度の期間で、治療を終了することができます。ただし、手術が必要になるため、歯科医師とよく相談して決めていきましょう。
歯並びの種類によっては、矯正治療で歯周病を予防することもできます。
歯列矯正には、いくつか種類があり、患者さんの希望や症状によって最適な治療を選択していきます。
歯並びが良くなることで笑顔に自信を持てるようになるかもしれません。あなたに合った歯列矯正の方法が見つかるよう、一度相談してみてはいかがでしょうか。
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