悪い歯並びを治し、良い歯並びになって心身共に健康に!

悪い歯並びを治し、良い歯並びになって心身共に健康に!

悪い歯並びだと咬み合わせも悪く、歯周病、口臭、顎関節症といった様々な健康障害を起こしがちです。歯並びが健康に及ぼす影響もみていきましょう。
2018年11月01日作成

  • カテゴリお口の悩み - 歯並び・色
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悪い歯並びだと咬み合わせも悪く、歯周病、口臭、顎関節症といった様々な健康障害を起こしがちです。歯並びが健康に及ぼす影響もみていきましょう。
2018年11月01日作成

TOPIC 01

悪い歯並びは体に悪影響を与える

良い歯並びを「正常咬合(こうごう)」、悪い歯並びを「不正咬合」といいます。悪い歯並びは見た目だけではなく、体にさまざまな悪影響を与えます。

1口臭の原因に

歯並びが悪いと歯磨きをしてもどうしても磨き残しが増えてしまい、それが口臭の原因となります。

2コンプレックスを生む

「自分は歯並びが悪い」→「人には見られたくない」→「だから、人前で口を開けたくない」

そんな思いが生まれてしまうと、話をするときに手で口を隠してしまう、笑顔を見せないようにするというようになるべく人を避けたいと思ってしまう人もいます。

3顎関節症の原因に

顎関節症は「口を大きく開けられない」「あごが痛い」「口を開閉するときにあごがカクカク鳴る」といった症状のことです。悪い歯並びは顎関節症を引き起こす原因とひとつとされています。

4胃腸障害を引き起こす原因に

悪い歯並びだとよく噛めないまま、胃腸に食べ物を送り込んでしまいます。そのため、胃腸に大きな負担をかけてしまい、障害を引き起こす原因になることがあります。

5歯周病や虫歯の原因に

歯並びが悪いと歯ブラシが届きにくいため、歯周病や虫歯になりやすくなります。特に歯周病は不正咬合による健康障害の中でも気をつけなくてはいけません。

TOPIC 02

悪い歯並びの種類とその特徴

出典元:https://www.shutterstock.com

大人の歯は親知らずも含めると、上下に各16本で合計32本あります。悪い歯並びにも種類がありますので、一度、自分の歯をよく観察してみましょう。

1最も多い「デコボコ」の歯並び

互い違いにデコボコに並んでいる状態を「叢生(そうせい)」といいます。日本人に最も多いのがこの歯並びです。理由は土台であるあごに大きい歯が入りきれず、前後に重なったり、ねじれたりして生えてしまった人が多くいると考えられています。

2すき間が空く「すきっ歯」

歯と歯の間に、普通より広いすき間が空いている歯並びのことをいいます。すきっ歯は目立ちやすく、笑顔の印象を大きく左右します。また、食べカスが詰まりやすく、歯周病の原因になることもあります。

3チャームポイントになる「八重歯」?

ほかの歯よりも上部から、外側にはみ出すように生えている状態をさします。「糸切り歯」とも呼ばれますが、食肉獣ではこれが発達して牙となります。女性の八重歯は「チャームポイント」とも言いますが、唇が切れやすいという悩みを抱えている人も少なくありません。

4日本人に多い「出っ歯」

上の前歯が下の歯列より著しく前方に突き出ている歯並びのことです。上の歯だけが出っ張っているのを「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」、上も下も出っ張っているのを「上下前突」といいます。

5前歯でものを噛みきれない「開咬」

奥歯を喫み合わせても、前歯が喫み合わない状態を開咬(かいこう)、またはオープンバイトといいます。前歯で噛み切れない、息が漏れて発音も不明瞭になることもあります。負担がかかってしまう奥歯を傷めやすいのも特徴です。

TOPIC 03

正しい生活習慣が良い歯並びを育む

出典元:https://www.shutterstock.com

良い歯並びのポイントは、上下の前歯の中央線が一致していること、上あごの前歯が、下あごの前歯の3分の1から4分の1を覆っていることです。しかし、顔も性格も十人十色ですから、歯並びも個性的で誰もが違っています。また、遺伝や環境によっても歯並びは変わってきます。

まず、正しい生活習慣を送ることが歯の健康にもつながり、同時に良い歯並びを育んでいきます。生活リズムが乱れがちの人はまずは整えることから始めましょう。もちろん、食べたら歯を磨くことも大切です。以下の4つに気をつけることが大事です。
・食べる時はよく噛むこと
・定期的な運動を行うこと
・適正な睡眠を取ること
・三食バランスの良い食事を取ること

また、たとえどんなに歯並びが悪くても、自分なりにバランスが取れていて、食事や発音など歯の働きに問題がない場合は無理に矯正をする必要はありません。ただ、歯磨きがしずらく、虫歯や歯周病になりやすい、あごに不調が出やすいといったトラブルが起こりがちなら、矯正を考えるのもひとつの手です。

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