「良い噛み合わせ」とはどのような状態か
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良い噛み合わせとは、見た目にきれいな前歯が並ぶというだけでなく、上下左右の奥歯がしっかりと噛み合い、上下の歯を合わせたままで下顎を前後左右に動かした際に、理想の接触状態になることを言います。
出っ歯や受け口、歯並びの悪さから歯の悩みを持つ人が多いですが、上下の歯がしっかり噛み合う正しい噛み合わせにすることはとても大切です。
噛み合わせが正しくなることで舌、頬、唇の筋肉も正しく使えるようになり、顔のゆがみや、頭痛、肩こりの改善など、歯だけではなく、体全体の悩みも改善することができます。
下記のようなことをチェックすることで確認することができます。
・上下の前歯の中心が合っている。
・上下の歯が交互にかみ合っている。
・上下の前歯が、上下方向、前後方向に 2~3mm重なっている。
一方、悪い噛み合わせとは、上の前歯が下の前歯に対して4mm以上前に出ている上顎前突、通称出っ歯状態や、逆に下の前歯が上の前歯よりも前に出ている骨格性下顎前突、受け口などがあります。
また、奥歯が噛み合っているけれども、前歯が噛み合わない状態であれば、前歯で物が噛み切れず発音が悪くなることもあります。
噛み合わせを治す方法
噛み合わせを治す方法としておすすめなのが、歯科で受けられる歯科矯正です。
以前は子どもの時に始めるもの、というイメージが強かったのですが、最近では大人になってからでも矯正できることが周知され始め、悩み続けていた人が成人になってから矯正を始めることもあります。
子どもの矯正は、成長を利用して歯を動かすため、治療期間が短縮しやすいというメリットがありますが、大人の矯正も目立ちにくい装置を使用するなど、抵抗なく始められるようになっています。
程度によりますが、固定式矯正装置やマウスピース装置などを使用し、2~3年かけ治療することが多いでしょう。
大人の矯正は大変、と思われるかもしれませんが、すでに顎の骨が出来上がっているので、治療期間が二期に分かれることなく短期集中で治療することもできます。ただ、状態により抜歯をして歯を動かすスペースを作って歯を並べ替えたり、前歯を後ろに下げるなど必要となる場合もあります。
歯科医院で自分の噛み合わせの状態を確認してみましょう
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噛み合わせの悪さを自覚しているのでしたら、歯科医院で自分の噛み合わせの状態を確認してもらいましょう。
矯正が必要なレベルか、矯正するとどのように改善できるかカウンセリングをしてもらうことをおすすめします。
また、矯正するのであれば、どのような矯正装置がよいか、治療期間や価格についてもしっかりとカウンセリングを受けて、後からこんなはずじゃなかった、とならないようにしたいですね。
噛み合わせの悪さは歯科矯正で治そう!
良い噛み合わせの状態や、噛み合わせの治し方についてご紹介しました。
自分の噛み合わせの状態を、まずは歯科医院で確認してもらいましょう。このままでも生活に支障がでないのか、将来的な展望も聞いてみるとよいでしょう。また、もしかすると肩こりや頭痛は、噛み合わせの悪さからきていることもあります。歯だけでなく、体にも影響を及ぼすことを知っておきましょう。
歯科矯正は、大人でも可能です。顎が出来上がっているため、抜歯などの負担が大きくなる可能性はありますが、短期集中で治療できることもありますから、まずは歯科で相談してみましょう。
ビル一棟全フロアが歯科医院で診療台29台、歯科医師8名、スタッフ40名以上で徹底的に丁寧な治療を行ないます。 日本全国から患者様が来院されており、トップアスリートの噛み合わせ治療も行なっています。最先端の設備のを備え、ミリ単位以下にまでこだわった噛み合わせを作っていき、見た目の美しさだけではない、その先にある全身の健康を目指した矯正治療を行なっております。
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