歯並びがガタガタ！大人の歯並びが悪くなる原因は？

鏡で歯並びを見ていると、「人よりガタガタだな。」と感じたことはありませんか？大人になってから歯並びが変化したと感じる人は少なくありません。

実は食事や呼吸など毎日の生活の中で歯は常に動き続けているのです。歯科医院で歯が動くことを初めて知る方が多く、以外と知られていません。
なぜ歯が動くと歯並びが悪くなるのか？その内容をお伝えしていきます。

子供の頃から歯並びが悪かったり、大人になってから噛み合わせに違和感がある人は生まれつきの原因があります。

・歯の数が少ない、または多い
・あごが小さいため歯が収まらない
・親知らずが前へ他の歯を押している
・歯が欠損している

普段何気なく行動している生活の習慣やクセに、歯並びが悪くなる原因が潜んでいます。
貴方が気付かずにおこなってしまう習慣をチェックしてみてください。

・頬杖をついたり、姿勢が悪い
・口呼吸
・歯軋りや食いしばることをする
・やわらかい物ばかり食べる
・食べ物を片方でしか噛まない
・横を向いて寝る

虫歯が原因で、歯と歯ぐきの間にダメージを与えていきます。その結果、歯ぐきの位置が下がっていき歯がグラつきやすくなります。そこから歯並びが変化していくのです。
また、歯周病になると歯を支えるための土台がグラグラになります。そのため歯が動きやすくなり、歯並びが悪くなっていきます。

歯並びをキレイに治したい方には歯科矯正がおすすめです。最近では矯正にも様々な方法があります。自分に合った治療方法を歯科医と相談して選ぶことが出来ます。

金属ワイヤーとブラケットで歯を引っぱって矯正する方法です。しっかりとブラケットで歯を動かしていくので、年単位での期間が必要になります。

透明なマウスピースを使用するので、目立たずに矯正をおこなうことが出来ます。また取り外しも簡単なため食事や歯磨きにも負担がありません。ただし装着を怠ると治療期間が延びます。

歯の表面に白いセラミックをかぶせて、短期間で歯をキレイに見せる方法です。しかし、健康な歯を削ったり、歯や神経を抜く場合があります。健康な歯に影響し歯の寿命が短くなります。

それぞれの治療方法にメリットやデメリットがあります。歯科矯正をおこなう時は、歯科医に不安なことや疑問を相談し、自分に合った治療内容を決めてください。

大人になってから歯並びが悪くなるには、様々な原因がありました。
また歯並びが悪くなりそのままにしておくと、今後の生活に悪影響を与えるかもしれません。虫歯や歯周病が進行、歯並びがガタガタで笑顔になれないなど、身体的や精神的に影響していきます。

まずは生活スタイルを見直して、これ以上悪化しないように心掛けていきましょう。
歯並びについて気になる方やキレイに治したい方は、ぜひ一度歯科医院に相談してみてはいかがでしょうか？