目立たない歯並び矯正、マウスピースはメーカーで選ぶ

目立たない歯並び矯正、マウスピースはメーカーで選ぶ

今回の記事では、マウスピースを使った歯並び矯正のメリット・デメリットを踏まえ、各メーカーのマウスピースそれぞれの特徴について解説します。 2018年06月18日作成

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今回の記事では、マウスピースを使った歯並び矯正のメリット・デメリットを踏まえ、各メーカーのマウスピースそれぞれの特徴について解説します。 2018年06月18日作成

歯並び矯正用のマウスピースは、メーカーによってちがいがあるんです。今回は、それぞれのメーカーによるマウスピースの特徴を解説します。

マウスピースを使った歯科矯正のメリット・デメリット

出典元:https://www.shutterstock.com/

マウスピース矯正は、透明で薄いマウスピースを被せることで歯を動かしていく矯正手法です。一般的な金属ブラケット法と異なり、金属アレルギーの人でも使用できる、食事や会話の時の違和感も少ないなどのメリットがあります。自分で自由に取り外しができるのも、マウスピース矯正の特徴です。

何よりも、透明で目立たないのがマウスピース矯正の一番のメリットです。多くのマウスピースは、着けているのかどうか一目では判別できないくらい自然です。周囲の人の目を気にしなくていいので、歯列矯正をしていることによる精神的なストレスは大きく軽減します。

マウスピース矯正のデメリット

ただし、歯並びの状態や箇所によっては、マウスピースを使った矯正が難しい場合もあります。定期的に歯型を取り交換する必要があるため、通院回数は比較的多くなってしまうというデメリットもあります。

取り外しの自由度が高い分、矯正する本人による装着時間の管理が重要。ついついマウスピースを着けるのを怠ってしまい、予定通りに治療が進まないというケースも多いです。マウスピースを用いた矯正治療を行う際は、歯科医師の指示にきちんと従うことが大切です。

メーカー毎のマウスピースの特徴を解説

歯列矯正のマウスピースは、国内外の複数のメーカーによって作られています。その中でも代表的な4つのメーカーのマウスピースについて、それぞれの特徴を簡単に説明します。

インビザライン

インビザラインは世界で最も普及しているマウスピースで、これまでに300万人以上の治療実績があります。独自の3次元画像化技術で治療開始から完了までの歯の動きをシミュレーションした上で、最適な形のマウスピースを作ります。最低でも75万円程度と、費用は比較的高くなります。一日の内20時間程度の装着が望ましいです。

アソアライナー(旧:クリアライナー)

アソインターナショナル社のアソアライナーは、世界的に普及している日本製マウスピースです。国内に生産拠点があるため、歯形をとってから最低10日で矯正を開始できます。交換の際に歯形をとり直すので、虫歯の治療をしながらでも使用できます。1日の装着時間は17時間以上、費用は上下の全体矯正の場合で40万~60万円程度です。

DENマウスピース

通常は一日に20時間以上の装着が望ましいとされますが、DENマウスピースは一日8時間から10時間と、装着時間が短いのが特徴です。夜寝ている時だけ装着すればいいので、治療者の手間や負担は大きく軽減します。治療にかかる費用は最低40万円程度からです。

アクアシステム

前歯だけなど、一部分だけの「プチ矯正」のために主に利用されます。特殊な画像処理などの行程がないため、費用が15万円程度からと比較的安く抑えられます。他の装置と組み合わせることで多くの症例に適応可能です。交換周期が4~6週間と比較的長いため、通院頻度は少なくて済みます。

自分にあったマウスピース選びのポイント

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マウスピースにもさまざまな種類があることを分かっていただけでしょうか。ここであげた4種類以外にも、歯列矯正用のマウスピースはまだまだありますが、選ぶ際のポイントとなるのは1日の装着時間、適応症例、費用、交換周期などです。歯並びの状態によっては使えるマウスピースの種類が限られてくる場合もあるので、まずは歯科検診を受けて歯の状態をチェックしてもらいましょう。

歯科医院によって、取り扱っているマウスピースの種類は異なります。マウスピース矯正を専門に扱っていて、できるだけ多くの種類が取り揃えられている歯科医院を探してみてください。そのうえで、事前に自分でしっかりと情報を収集し、歯科医院のカウンセリングで希望を伝えられるようにしておきましょう。

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