噛み合わせが悪いことのデメリット
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噛み合わせが悪いことから、歯科矯正をしたいと考える人も多いでしょう。
噛み合わせが悪いとどのようなデメリットがあるのでしょうか。
食事をするときに、噛み、歯と歯がぶつかりあうことで、歯についた汚れや食べかすが落ちやすくなり、歯を健康に保つことができます。
しかし、噛み合わせが悪いことで、しっかりと噛むことができず、歯が当たることが少なくなると汚れが落ちにくく虫歯になりやすくなります。
噛み合わせの悪さから、片側だけで噛むクセがあると、あごにかかる力のバランスが崩れ、片方の顎関節にのみ負担がかかり、顎関節症の原因となることがあります。
また、片側だけで噛むクセは左右の筋肉のバランスも乱します。顔の形や表情にゆがみが生じることもあります。
噛む筋肉である「側頭筋(そくとうきん)」は、顎の関節から頭部の横、耳の上側につながる筋肉で、噛み合わせが悪いと、側頭筋に負担がかかり頭痛を引き起こすことがあります。さらに、噛み合わせの乱れから、肩の筋肉バランスも悪くなり肩こりの原因になることもあります。
マウスピース矯正とは
マウスピース型の矯正装置は透明で、周囲の目を気にすることなく矯正を行うことができます。着脱式のため、矯正中でも普段通りに食事も楽しめますし、取り外して歯磨きもできるため、磨きづらいこともなく虫歯のリスクも減らすことができるでしょう。
歯列を整え噛み合わせを改善することで、歯周病のリスクも減り、高齢となっても健康的な歯でいることも期待できます。
マウスピース矯正の種類
マウスピース矯正といっても、種類はいくつかあります。
代表的なものをご紹介します。
インビザライン
幅広い不正歯列に適応し、1回の歯型取りで作成するため、通院回数が少ない。
1日20時間~22時間の装着が必要。
アソアライナー
日本国内の専用の技工士がアライナーを作成。
ただし、矯正段階毎に歯型を取り直すので通院回数が多め。
1日17時間以上の装着が必要。
DENマウスピース
抜歯が必要な難症例にも対応できることがある。
2週間毎に歯型取りを行うので通院が多め。
装着時間は睡眠時間を含めて1日8時間~10時間以上。
マウスピース矯正の値段
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マウスピース矯正の値段は、矯正装置や歯並びの症状、歯の移動量や治療期間によって異なります。
簡単で短期間であれば10万円程度で済みますが、長くかかれば100万円かかることもあるでしょう。
マウスピース矯正が可能か相談してみよう!
噛み合わせの悪さやマウスピース矯正の種類や値段についてご紹介しました。噛み合わせが悪いことでのデメリットは多く、虫歯や顎に負担をかけるだけではなく、頭痛や肩こり、顔のゆがみなど、広範囲に影響が及ぶ場合があります。
透明で目立ちにくく、着脱可能なマウスピース矯正は、大人になってからでも矯正しやすいでしょう。
しかし、抜歯が必要な大掛かりな矯正となるとマウスピース矯正ではできないこともあります。
マウスピース装置の種類によって可能、という場合もあるかもしれません。
歯科で自分の歯をみてもらい、マウスピース矯正が可能かどうか、どのマウスピース装置であればできるかなど、カウンセリングをきちんと受けましょう。
マウスピース装置によって、通院回数や費用、装着時間も異なります。自分の生活に合わせ選ぶことをおすすめします。
ビル一棟全フロアが歯科医院で診療台29台、歯科医師8名、スタッフ40名以上で徹底的に丁寧な治療を行ないます。 日本全国から患者様が来院されており、トップアスリートの噛み合わせ治療も行なっています。最先端の設備のを備え、ミリ単位以下にまでこだわった噛み合わせを作っていき、見た目の美しさだけではない、その先にある全身の健康を目指した矯正治療を行なっております。
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