歯茎の形を整えてきれいな口もと作り！

自宅で健康的な歯茎作りをすることがいちばん大切です。では、どのようなことに気をつければいいでしょうか。

・規則正しい生活
寝不足が続いたり、栄養がかたよってしまうと体調が悪くなります。こうして体が弱ってくると歯茎が腫れることがあります。まずは、規則正しい生活をすることで、体調を整えることが大事です。

・たばこを控える
歯茎の黒ずみの原因はたばこです。禁煙できないなら、できるだけ吸う本数を減らすように努力しましょう。

・歯磨きはできるだけ丁寧に
毎食後、歯磨きができれば理想的です。しかし、仕事などで忙しくてできないなら、その分朝晩はしっかりと磨くようにします。外出先で歯磨きができないときは、デンタルリンスや水でゆすぐ習慣をつけるようにしましょう。

・歯茎マッサージをする
血行を良くすることは体にとって大事なことです。顔をマッサージするように時々、歯茎もマッサージを行いましょう。やり方は、人差し指に口腔保湿ジェルをつけて歯茎をくるくるとマッサージしていきます。痛いと感じるところがあるかもしれませんが、そんなときは優しくマッサージです。痛気持ちいいと感じる力加減で行うのがコツです。

・アイテムを使う
歯と歯の間につまっている汚れは歯ブラシだけでは取ることができないので、デンタルフロスや歯間ブラシなどのアイテムを必要に応じて使うようにします。

・よく噛むようにすること
年を取るに従い、唾液が少なくなってきたと感じるかもしれません。唾液が多くなると細菌の増殖が抑えられるため、歯茎の健康状態も保ちやすくなります。唾液を多くするためにはよく噛むこと、歯茎をマッサージする、口周辺をよく動かすようにすると効果的です。

歯科医院でもさまざまなことが可能です。

金属を使ったかぶせものだと歯茎が痩せてしまうと金属部分が見えてしまったり、歯茎が黒ずむこともあります。こんなときはかぶせものをセラミックに変えるなどすることできれいな口もととなります。


・歯茎のホワイトニング

歯肉が黒ずむ原因のほとんどは、メラニン色素の沈着によるものです。

たとえば、夏日焼けするのは紫外線から皮膚を守ろうとしてメラニン色素が分泌されるためです。これと同じように、歯茎もコーヒーやお茶、たばこなどの刺激に対する防御反応として黒くなります。

防御反応ですから、あくまでも一時的なもの。ところが、刺激を受け続けると、メラニン色素が蓄積してしまい色素沈着の原因となります。

メラニン色素は歯茎の浅い部分に沈着しているので、薬品を塗布することで黒ずみを取り去り、薄ピンク色を取り戻すことができるようになります。


・歯肉整形
歯肉整形は名前の通り歯茎を整える施術法のことです。

歯肉のラインを整えると、口もとは見違えるように美しくなります。歯肉が歯に覆いかぶさっていたり、歯肉のラインがでこぼこしているときは歯をレーザーなどで歯茎をカットして整えるという方法があります。

口は自信作りに役立ちます。口もとを美しくするためにも歯茎の色や形をそろえることはとても大切なことです。歯茎がきれいなら健康の証しにもなります。