子供の矯正治療はいつからやるべき?治療開始に適した時期とは

子供の矯正治療はいつからやるべき?治療開始に適した時期とは

矯正治療は、早ければ良いものではありません。歯並びやお口の中の状態、骨の成長具合によって、適した時期があります。今回は様々なケースを例に、治療開始に適した時期について解説します。 2018年10月30日作成

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矯正治療は、早ければ良いものではありません。歯並びやお口の中の状態、骨の成長具合によって、適した時期があります。今回は様々なケースを例に、治療開始に適した時期について解説します。 2018年10月30日作成

矯正治療は、「早ければ良い」というものではありません。また正確に決まった時期があるわけでもありません。歯並びや噛み合わせ・顎の骨の状態などにより、お子さまそれぞれに適した時期があります。今回は、様々な不正咬合を例に、矯正治療開始に適した時期について解説します。

TOPIC 01

「第1期治療」と「第2期治療」

子供の矯正治療は、乳歯と永久歯が混在している時期に行う「第1期治療」と、永久歯が生え揃った後に行う「第2期治療」があります。
年齢の目安としては、「第1期治療」は、およそ6歳頃から12歳頃、「第2期治療」は12歳頃から成人という事になります。
お口の状態により、「第1期治療」「第2期治療」どちらから始めるのが良いのか変わってきます。

第1期治療では何をするの?

第1期治療は、本格的な矯正治療(第2期治療)に入る前の、いわば土台作りです。上下の顎のバランスを整えたり、歯列を広げて、永久歯が並ぶスペースを作る事が目的です。顎の成長を利用して治療を行えるのは、この時期だけです。

第1期治療をおすすめするケースとは

第1期治療からの治療をおすすめするのは、骨格的な問題が歯並びや噛み合わせに影響しているケースです。

・ 受け口(下顎前突)や出っ歯(上顎前突)の子供
例えば、下顎の成長が大きく、前に出てしまっている「受け口」の場合は、下顎の成長を抑えたり、前に出てしまった下顎を引っ込める治療法や、上顎の成長促す治療法があります。

・ 顎の小さい子供
顎が小さく、永久歯が並びきらない可能性がある場合には、顎を拡大する簡単な装置を入れて、顎を拡大して、永久歯の生えるスペースを確保する治療を行います。

ただし、お口の状態はお子さんにより異なります。精密検査・矯正歯科医の診断・相談を経て、詳しい矯正開始時期を決めていきます。

TOPIC 02

不正咬合による治療時期の目安

第1期治療は、およそ6歳頃から12歳頃です。適切な時期は、子供によって異なります。詳細な治療開始時期は、十分な検査のもと決定しますが、目安となる時期には、次の項目が挙げられます。

・ 受け口は、6歳から8歳前後の比較的早めの時期が良い場合が多い
・ 出っ歯や、歯並びの凹凸は、8歳から10歳前後から開始しても問題無い場合が多い

第1期治療から始めることで、スムーズに矯正が行える場合が多いですが、矯正治療はいつからでも始められます。
近年は大人になってから矯正治療をする人も増加しています。小さい頃は気にならなかった歯並びが思春期になって気になってくる場合もありますので、「遅すぎる」と諦めずに、10代の子供でも矯正を検討しても全く問題ありません。

TOPIC 03

子供の精神的発達を考慮した治療時期

矯正治療は、装置をお口の中に装着する必要があるなど、お子様自身の協力が必要不可欠です。あまり小さな時期から始めても、矯正治療というものが理解できず、嫌な気持ちだけが残ってしまう事もあるでしょう。
お口の状態から、治療時期を決めていきますが、お子様の精神的発達状態も考慮して治療開始時期を決める事も大切です。

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