歯列矯正中は普段どおりには過ごせない
歯列矯正をした事がない人にとって、歯列矯正中の生活というのはなかなか想像しにくいものだと思います。歯列矯正中は、歯に専用の歯列矯正の器具を取り付ける事になるので不便は必ず出てきます。
一言で歯列矯正と言っても、その方法は様々なので方法によっても不便の度合いや不便が出る箇所は変わってくるでしょう。一般的に言われている不便を中心にご紹介します。
歯列矯正中は食べ物に気をつけよう
歯列矯正中に特に気になるのは食べ物だと思います。ブラケットや、ワイヤーと歯の隙間にはどうしても食べ物が詰まってしまいます。しかも、歯磨きをしても落としきれない歯垢が溜まってしまいます。
とくに、えのきやお肉や野菜などは引っかかってストレスになってしまうかもしれません。お米やクッキーなどは特に詰まってしまいやすいので注意しましょう。
見落としやすいのが着色の問題です。矯正器具というのはブラケットとワイヤーだけではなく、透明なゴムがついています。その透明なゴムが着色してしまいやすいのです。カレーやスパゲッティを食べる事で色がついてしまうので気をつけましょう。
あまり固すぎる物を食べると装置が外れたり、ワイヤーが折れてしまう事もあります。ついストレスから氷を噛んでしまったり、せんべいなどの硬いものを食べてしまいがちですが出来るだけ控えた方がいいかもしれません。
歯列矯正中に起こるその他のこと
上述したように、歯列矯正中には歯磨きで磨き残しが出来てしまうなど、矯正器具を装着している事によって様々な不便が生じます。一般的な印象として痛くないのかという疑問があると思いますが、装着して1週間ほどは痛みを感じますが、歯が動き出したら痛みは止まります。ワイヤーを交換する度に痛みは感じますが耐えられないようなものではありません。
裏側矯正の場合は喋りにくさを感じる事もあるでしょう。しかし、これも慣れます。
歯列矯正中も快適に過ごそう!
歯列矯正中も日常生活は続いていきます。学校、お仕事がある方は特に、歯列矯正に関して正しい知識をつけて出来るだけ快適に過ごしましょう。分からない事は恥ずかしがらずに歯科で相談しましょう。不安は全て解消してストレスを溜めないようにすることが、歯列矯正中に快適に過ごすために大切です。
- カテゴリ歯の治療・審美 - 歯列矯正
- VIEW:118