インプラントを前歯に入れると費用はどれくらい?通院期間は?

インプラントを前歯に入れると費用はどれくらい?通院期間は?

審美性を重視される前歯にインプラントを入れるとなったら、費用がいくらくらいになるのか気になりますよね。比較的前歯のインプラントの方が割高ですがその理由を紹介していきます。 2018年06月18日作成

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審美性を重視される前歯にインプラントを入れるとなったら、費用がいくらくらいになるのか気になりますよね。比較的前歯のインプラントの方が割高ですがその理由を紹介していきます。 2018年06月18日作成

前歯にインプラントを入れるのは奥歯よりも割高と聞いたことはありますか?その理由や前歯にインプラントを入れる際に被せ物を選ぶ基準についても紹介していきます。

前歯のインプラントは難しい

あまり知られていませんが、前歯に入れるインプラントは奥歯や他の部位に入れるより難易度が高いです。奥歯よりも前歯の方が手術しやすいし、簡単そうと思う人がいますが前歯のインプラントがなぜ難しいのか理由を列挙しながら説明していきます。

・ 顎の骨が薄い

前歯は奥歯に比べると骨の幅が薄いです。幅が薄すぎる人はインプラントを埋める際に少しでもずれてしまうとはみ出してくる可能性があります。厚みを出す処置をあらかじめする必要もあり、結果として費用が高くなってしまったり治療期間が延びてしまったりとデメリットにつながる可能性があります。

・ 審美性が重要視される

奥歯よりも前歯の方が人目に触れやすく審美性が求められます。被せ物は当たり前ですが、将来的なことを考えて歯茎が下がってしまうとインプラントの根っこが露出して黒く変色しているように見えてしまいます。

審美性が求められるためインプラントの手術だけでなくアフターケアもしっかりとする必要があるのが前歯のインプラントです。

・ 神経との関係

前歯にインプラントを埋める部位には神経がたくさん集まっています。インプラントを埋める際に神経を傷つけないようにするためにも事前に行うCT検査などが大事になります。

前歯で大切なこと

前歯のインプラントで最も大切なことといえば何でしょうか。審美性です。前歯のインプラントは人目につきやすく美しくなければ患者さんの求めているレベルに達しません。奥歯などであればしっかり噛めることが大切になりますが前歯でしっかり噛めても美しくなかったら嫌ですよね。

インプラントは上部構造と呼ばれる被せ物を患者さんに選んでもらいます。大きく分けて被せ物の種類は2種類です。

・ オールセラミック

オールセラミックとは歯科の被せ物の中で最も歯に近い色と透明感を出せるものとして有名です。患者さんの歯に合わせて色を決めることができその再現性が高いのでどれがインプラントだか素人目ではわかりません。

しかし、ここまで精度が高い被せ物だと価格が高くなってしまいます。おおよそオールセラミックの場合、1本あたり10万円以上します。もちろん歯科医院ごとに価格が異なります。自分の通っている歯科医院ではいくらなのか価格を把握しておきましょう。

・ メタルボンド

セラミックがいいけれど価格が高すぎると思っている人はメタルボンドを検討しましょう。メタルボンドとはセラミックの内側に金属を入れているものでセラミックの使用量を減らすことで価格を抑えました。しかし、金属を使用しているのでオールセラミックのような透明感や色の再現性は出ません。どうしても金属は明かりを遮断してしまうので黒く見えてしまうのです。

さらに加齢や清掃不良で歯茎が下がっていくと金属色が見えてしまい歯茎が黒ずんで見えることがあります。

・ ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックもセラミックの使用量を減らしています。内側に金属を入れているのではなくセラミックと保険診療で使用するプラスチックの詰め物であるレジンを混ぜ合わせたものです。

インプラントの費用と治療期間は?

インプラントの費用はおよそ1本30万円〜40万円ほどと言われています。もっと安いインプラントもありますし、高いインプラントもあります。また治療期間はインプラントを埋めるまで治療開始から半年ほどかかります。

前歯にインプラントを入れるのは難易度も高く難しいですが、しっかりと実例のある歯科医師によって手術をして貰えば心配する必要はないです。もし手術前などに心配なことがあれば歯科医師やスタッフの人に相談して不安な気持ちがない状態で治療を進めるようにしてください。

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