歯がしみるのは歯の病気のサインです。サインを見逃せば病気が進行します。
以下では歯がしみる3つの原因と対策法を見ています。
虫歯が原因で歯がしみる
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虫歯が原因で歯がしみることはあります。虫歯が軽いときは、冷たいものを飲食した時にしみることが多いです。
虫歯が進行してくれば、熱いものがしみるようになります。
熱いものが歯にしみるようになれば危険信号なので、早めの治療をおすすめします。
虫歯は素人が見ても分からないことが多く、痛みを感じてから虫歯の存在に気付きます。
虫歯の対策法
虫歯の予防は歯磨きの励行が効果的ですが、形だけの歯磨きでは意味がありません。
歯磨きの最大の目的は歯垢を落とすことなので、時間よりも質が大切です。
正しい歯磨きには3つの基本がありますが、最初の頃は基本を確認しながら歯磨きをしましょう。
・毛先を歯にきちんとあてる
・力を入れすぎない
・小刻みに動かす
歯磨きの3つの基本を紹介しましたが、虫歯の原因は歯垢だということを常に意識しましょう。
知覚過敏が原因で歯がしみる
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知覚過敏が原因で歯がしみることはあります。冷たいものを摂った時に、しみることが多いです。
知覚過敏は象牙質がすり減って発生しますが、知らないうちに発生するので怖いです。
象牙質がすり減れば、神経に刺激が伝わりやすくなり歯がしみます。
象牙質のすり減りは肉眼で確かめることができないので、専門医に相談しましょう。
知覚過敏の対策法
知覚過敏の対策法を知る前に、知覚過敏が発生する原因を知りましょう。
・ブラッシングが強く象牙質がすり減る
・歯ぎしり
・食いしばり
知覚過敏の原因を紹介しましたが、直ぐに実行できることは歯磨き方法の改善です。
歯を磨くときは、必要以上に力を入れすぎないように気を付けましょう。
歯ぎしりと食いしばりは自力で解決することが難しいですが、意識することである程度は改善します。
どうしても歯ぎしりと食いしばりが治らない場合は、専門医に相談することをおすすめします。
歯周病が原因で歯がしみる
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歯周病が原因で歯がしみることはあります。歯周病にかかると歯肉が後退するからです。
歯肉が後退するとエナメル質で覆われていない象牙質が露出するので、神経に伝わりやすくなります。
歯周病の自覚はいつの間にかなくなることがありますが、完治したわけではありません。
根本的な解決をしない限り歯周病は治りません。
歯周病が進行すると歯がしみるだけではなく、歯が欠けたり折れたりすることがあります。
歯周病の対策法
歯周病も歯垢が原因で発生します。そのため歯から歯垢を取り除くことが大切です。
歯垢を取り除くには歯磨きが効果的ですが、糖分が多い食べ物も影響するといわれています。
またタバコの吸いすぎも歯茎に悪影響を与え、歯周病を誘発します。
治療後もしみる場合は動画をチェック
歯の詰めモノをしてるけど痛い!しみる場合の対処法 神戸・芦屋の歯医者 デンタルクリニックツジ
出典:https://www.youtube.com/watch?v=U1o_yAqxaZs詰め物をしても歯がしみる場合の参考動画
歯がしみる場合は自分で原因を見つけるのではなく、歯医者さんにかかるのが一番です。
歯医者さんでは応急処置として詰め物をすることがありますが、それでもしみるケースはあります。
動画でも説明していますが金属製のものは温度に弱く、しみることがあります。
しかし少し我慢すれば、しみる感覚がなくなります。
治療後に歯がしみたら不安になりますが、動画ではしみる原因を論理的に説明しています。
本記事では歯がしみる原因を紹介しましたが、何よりも予防が大切です。
直ぐにできる予防は歯磨きの励行ですが、外回りの仕事の人は歯磨きがしにくいです。
歯磨きが難しい場合は、うがい薬を利用して口内をきれいにすることをおすすめします。
それだけでも歯垢が溜まりにくくなります。
歯の予防は永遠に続きますが、習慣化して生活の一部にすることが大切です。
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