予防歯科とは?セルフケアの方法をご紹介します

予防歯科とは?セルフケアの方法をご紹介します

予防歯科こそ大切!セルフケアとちゃんとして…など言われることが多くなりました。
でも、歯磨きはしてるし、これ以上、一体何をすればいいの?と疑問に感じている人もいるかもしれません。今回は、予防歯科とはどういうものか、そしてセルフケアの具体的な方法をご紹介します。
2020年11月19日作成

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予防歯科こそ大切!セルフケアとちゃんとして…など言われることが多くなりました。
でも、歯磨きはしてるし、これ以上、一体何をすればいいの?と疑問に感じている人もいるかもしれません。今回は、予防歯科とはどういうものか、そしてセルフケアの具体的な方法をご紹介します。
2020年11月19日作成

予防歯科とは?

出典:https://www.shutterstock.com/

予防歯科とは、虫歯などにかかってからの治療ではなく、その前の予防を大切にする考え方のことをさします。
日本では、まだ予防歯科の考え方が浸透しておらず、この考え方を理解できている人は20%程度しかいない、という調査結果もあります。
一方、予防歯科の先進国と言われるスウェーデンでは60%程度が理解できているとされていて、大きな開きがあることが分かります。

予防歯科には、プロケアとセルフケアの2種類があります。
プロケアとは、プロフェッショナルケアのことで、歯科医院などで定期的な検診を受けることです。この検診と、専門医の指導に基づき、自分で行うセルフケアを行うことで、積極的に健康な歯を守ることできます。

セルフケアの方法

セルフケアのポイントは以下の3つです。

・フッ素を口内に残す
・歯垢を落とす
・菌の増殖を抑える

それぞれについて、細かくみていきましょう。

フッ素を口内に残す

フッ素は、自然界にある元素の一つで、お茶などにも微量に含まれているもので、骨を作るために欠かせないものです。
このフッ素は、エナメル質の修復を促進し、歯の表面を覆うエナメル質を酸に溶けにくい性質にする作用があり、歯の質を強化してくれます。さらに、酸が作られるのを抑えるため、虫歯を引き起こす細菌の働きが弱まり、虫歯を防ぐ作用があります。

フッ素が含まれている歯磨き剤を使うと、歯磨きをしている間だけでなく、歯磨き後もフッ素が口内に残り、少しずつ作用していきます。
フッ素を口内に残すために、年齢に応じた適量な歯磨き剤をつけて、3分程度かけじっくりと歯を磨くことが大切です。
歯磨き剤の使用量の目安は以下の通りです。

・0~2歳 1~3mm程度
・3~5歳 5mm程度
・6~14歳 1cm程度
・15歳以上 1~2cm程度

また、すすぎは少量の水で行い、5秒程度で十分です。たくさんすすいでしまうと、フッ素が口内に残らないため注意しましょう。

歯垢を落とす

歯垢は、虫歯だけでなく、歯周病や口臭の原因にもなります。歯と歯の間の汚れをしっかりと取り除くためには、歯ブラシだけでなくデンタルフロスの使用がおすすめです。
歯ブラシのみの時よりも、デンタルフロスを併用することで、歯間部の歯垢除去率は約30%上昇するというデータもあります。
また、歯ブラシ選びをすることで、歯垢をしっかりと落とせる可能性もあります。
ヘッドの大きさは自分の口に合ったものを選ぶようにしましょう。上の前歯2本分が、ヘッドの長さとして最適です。
毛のかたさは、歯茎が健康であれば、「ふつう」や「かため」、出血することがあるのであれば「やわらかめ」を選ぶとよいでしょう。
歯科医院での検診の際に、自分の症状に合う歯ブラシを選んでもらうのもおすすめです。

菌の増殖を抑える

口内で細菌が繁殖すると、虫歯や歯周病の原因になります。
予防のために、殺菌剤入りの洗口剤(デンタルリンス)を使用するとよいでしょう。
特に、就寝中は唾液の分泌が減り、菌が増えやすい状態です。就寝前の使用が特に勧められています。

ずっと自分の歯でいるために、予防歯科を始めよう!

出典:https://www.shutterstock.com/

予防歯科についてご紹介しました。
プロケアとセルフケアを組み合わせ、健康的な口内を保つために予防歯科を始めましょう。
定期的に歯科医院で検診や専門的なケアを受けながら、セルフケアも徹底して行うとよいでしょう。


ビル一棟全フロアが歯科医院で診療台29台、歯科医師8名、スタッフ40名以上で徹底的に丁寧な治療を行ないます。 日本全国から患者様が来院されており、トップアスリートの噛み合わせ治療も行なっています。最先端の設備のを備え、ミリ単位以下にまでこだわった噛み合わせを作っていき、見た目の美しさだけではない、その先にある全身の健康を目指した矯正治療を行なっております。

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