口内環境を整えて健康維持を! 歯から始まる健康作り!

口内環境を整えて健康維持を! 歯から始まる健康作り!

口内環境は健康維持の源です。口の中を健康にすれば、全身の健康にもつながります。口内環境を整える大切さをご紹介します。

2019年08月28日作成

  • カテゴリお口の悩み - 虫歯

口内環境は健康維持の源です。口の中を健康にすれば、全身の健康にもつながります。口内環境を整える大切さをご紹介します。

2019年08月28日作成

健康な体作りは口内環境を整えることから

出典元:https://www.shutterstock.com

口内環境を整えることで健康になります。逆に悪ければ、全身に影響を与えてしまうことが知られています。たとえ、今はだいじょうぶであってもメタボリック症候群をはじめ、肝臓病、腎臓病、糖尿病、動脈硬化といった生活習慣病を引き起こす原因になります。

口の中はバイ菌だらけです。その数はおよそ600種類で、歯垢1㎎にはなんと約1億の細菌が含まれるといわれています。ですから、しっかりと歯を磨かないと、バイ菌がどんどんと増えていってしまうのです。

また、ストレスや加齢などによって唾液が減少してしまうと、細菌が増えていくことも知られています。

こうして口内環境がどんどんと悪くなると、むし歯や歯周病のほか口臭といった口内トラブルの元となるのです。

年を取れば、肌にしわも出てきますし、当然、口の中の状態も変化します。

健康で過ごすためにも、80歳になった時に、自分の歯が20本以上あればいいとされていますが、現状はなかなかそうはいかないようです。

親知らずを含めると歯は全部で32本ですが、抜いてしまう場合が多いため、4本を引けば28本となります。80歳で8本しか失えないのはやはりけっこう難しいということです。

全国健康保険協会によれば
「現状では80歳の平均歯数は13.9本、20本以上の歯を保っている人の割合は38.3%(平成23年歯科疾患実態調査)と、目標を達成している人は半数を下回っています。」
ということなので半数が半分ということになります。

歯周病は大敵! 口内環境を整えて予防する

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歯を失う一番の原因は、何と言っても「歯周病」です。

80歳の平均歯数は13.9本ということからも、平均寿命は延びていますが、歯の寿命は追いついていないということがわかります。

歯周病は細菌の感染によって引き起こされます。

歯周病の主な症状
・朝起きたとき、口の中がネバネバする
・歯を磨くと出血する
・口が臭い
・歯肉が腫れている
・歯が長くなってきた
・歯が浮いた感じがする
・ものがよく噛めない

このような症状が見られるなら、歯周病にかかっている可能性が大です。

歯周病は誰もが必ずかかるわけではなく、原因となるプラークや歯石を日頃の歯磨きや、定期的な歯科検診などを受けることで予防することが可能です。

歯周病は最初は血が出る、腫れる程度ですが、ひどくなると硬いものが噛めなくなり、それだけでなく歯を支えている歯肉やあごの骨が徐々に破壊され、歯が抜けてしまいます。

口内環境を整えれば健康になる!

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口内環境は全身の健康に影響するため、対策が必要となります。

ただ、歯磨きだけでは磨き残しができてしまうので、定期的に歯医者に通って専門家に磨いてもらうことも大切です。またそれだけでなく、食事時にも注意が必要です。よく噛むことで唾液が増やせるようなります。唾液は口内細菌の管理につながるので、しっかりと噛んで、味わいながら楽しく食べるようにしましょう。

健康的な生活を送るためにも、バランスの良い食事を心がけることです。年を取れば歯がなくなるのは当然のことではありません。

歯周病を正しく予防することで、一生自分の歯でおいしい食事を味わうことができます。

いつまでも健康でいるためには歯磨きのしかたを見直すためにも、歯医者に定期的に通うようこと。歯を大事に保つことで、いつまでも若々しくいられることができるようになります。

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