保険診療でできるブリッジ治療と自費診療のインプラント治療。どちらを奥歯にしたいと思いますか?今回はこの2つの治療法を徹底比較してみました。
徹底比較!奥歯に適しているのはブリッジ?インプラント?
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奥歯の治療をする際にみなさんが迷うのはブリッジにするか、インプラントにするかということですね。
ブリッジとインプラントをそれぞれ比較していきどちらがどのように違うのか紹介していきます。
価格が安いのはブリッジ
ブリッジとインプラントで大きく違うのは価格です。ブリッジは保険診療で窓口一部負担で良いとされています。それに比べインプラント治療は保険診療の範囲外なので価格は高くなります。ブリッジは10,000円いかないくらいですがインプラントは1本40万円前後も珍しくはありません。
価格面で比べるとブリッジに軍配が上がります。
治療期間が短いのはブリッジ
ブリッジとインプラントで治療期間を比べると治療期間は大きな差があります。ブリッジは歯を削って型取りをしてブリッジが実際にできるまで1か月かかるかかからないかでしょう。インプラントはボルトを顎の骨に埋めてから骨と結合するまで約半年待たなければいけません。その後、型取りをして被せ物を製作するのです。
早く噛めるようにしたいという人はインプラントではなくブリッジを選ぶようにしましょう。
修理をするにはどちらも大変
ブリッジは歯がない部位の両端に被せ物をつけ架け橋のように装着しています。もしブリッジが壊れてしまったら両端から外して再製しなければいけません。インプラントも被せ物が壊れた場合、一度口の中から出して修理をする必要があります。どちらにしても修理をするのは大変です。
見た目がいいのはインプラント
奥歯といえども下の歯は笑った時に見えてしまいます。ブリッジは金属製なので見た目がいいかと言われればよくないです。しかし、真っ白な被せ物を入れることができるインプラントの方が見た目はいいですよね。
よく噛めるのはインプラント
インプラントはブリッジと比べてよく噛めます。まるで自分の歯のように噛むことができるのが特徴です。ブリッジは顎の骨にボルトが入っていないのでどうしても噛む力が弱くなってしまいます。インプラントなら物が挟まることもなくしっかり噛むことができますね。
手術が必要なのはインプラント
インプラントはどうしても手術が必要になります。それなので持病(糖尿病・高血圧など)がある人は検査値によっては一般の歯科医院でインプラント手術ができない場合があります。事前に持病で通っている病院にインプラントの手術をしていいか確認しておきましょう。
アレルギーの危険性がないのはインプラント
ブリッジには金属を使用しています。金属と言っても1つの金属ではなく数種類の金属を合わせて作った合金で、その中には金属アレルギーを発症する金属も入っているのです。金属アレルギーがある患者さんはブリッジがつけられませんが、インプラントなら安心です。インプラントで使用するボルトは純チタン製でアレルギーを引き起こしません。被せ物をオールセラミックにすればメタルフリーで治療が完結するのです。
アレルギーはいつ起きるかわからないので今まで大丈夫だった患者さんもできるならインプラントで金属を使わない治療をしてみませんか?
インプラントとブリッジで一長一短
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ブリッジをおすすめできる人はとりあえずの治療をしたい人や価格を抑えて治療を終えたい人です。インプラントは審美面や機能面など一回の治療で数十年単位もたせたいと考えている人です。
ブリッジでもある程度は持ちますが、耐久年数は7年ほどと考えられています。金属疲労の観点や保険診療の限界があり仕方がないことです。一回の治療費や治療期間は長くなりますがブリッジよりも治療した後の機能回復は期待できます。
もしブリッジとインプラントで迷っている場合は両方の一長一短を理解して検討するようにしましょう。
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