歯の治療はどうして自由診療を勧めるの⁈

歯の治療はどうして自由診療を勧めるの⁈

歯の治療を受ける際に自由診療を勧められる事があるがそれはどうしてか?自由診療のメリットとは? 2020年04月06日作成

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歯の治療を受ける際に自由診療を勧められる事があるがそれはどうしてか?自由診療のメリットとは? 2020年04月06日作成

見た目が美しい

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保険の治療で使用される材料は金属が多い為笑った時などキラリと金属の被せ物が見えて見た目があまり良くありません。場所によっては白い詰め物や被せ物が保険で出来たりもしますが素材がプラスチックのような物になるので着色しやすかったり変色しやすかったりします。また、表面が細かい凹凸な為磨き方残しや細菌が残りやすく再び虫歯になるリスクが高いと言えます。一方、自由診療で使われる素材は変色しにくくプラーク(歯垢)も付着しにくいので詰めたところやかぶせた所から再び虫歯になるリスクを減らしてくれます。
入れ歯よりもインプラントの方が見た目はいいですし、入れ歯の種類でも金具が目立たない作りの物もあり選択肢は多いです。
ホワイトニングでも安全でもともと持っている自然な歯の白さを取り戻すことが出来ますし、矯正で美しい歯並びも手に入れる事ができます。
見た目が良くなると笑ったり人と話したりする事が楽しくなったり、持っているコンプレックスを克服することで性格が明るくなったり自信が出てきたりとと気持ちの変化も表れてきます。

強度的な問題

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強度的な問題でも違いがあります。強度で言えば金属が1番強いですが噛み合わせなどの関係で自分の歯に負担をかけやすいので強すぎるというのも問題の一つです。だからと言って保険の白い物はかなり弱いのでもともと歯軋りしたり食いしばりがあったりするような方は欠けたり折れたりするリスクがあります。自由診療の物は歯に優しかったり適度な硬さがあるのです。
また、インプラントの様に失ってしまった歯を補う処置も同じです。インプラントでは自分の歯の変わりをしてくれるのに対して保険で行うやり方はどうしても残っている他の歯に負担をかけてしまいがちになり結果的に他の歯の寿命までも縮めてしまう可能性があるのです。
矯正も同じです。見た目を整える事が矯正だと考えていませんか?
歯の並びを整える事で歯への負担を均一にして口腔機能を正常にしてくれるのが矯正です。歯並びが悪い人は80歳までに20本の歯を残す確率は0%だと言われています。そのくらい歯の並びというのは大切なのです。

自分の歯を大切にする

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たとえ治療をしてもその後の磨き方や生活習慣によって再び虫歯になる事があります。一本の歯につき最高でも4回までしか削って治療する事が出来ないと言われている為歯を削って治療する事は歯の寿命を縮めているのと同じなのです。
いかに虫歯で歯を削らない様にするか、削ったとしても最小限で済ませておきたいですよね。
次こそは虫歯にならない様にと意気込んでも3日でその熱意も覚めてしまうなんて事はよくあると思います。
自由診療で費用をかけたり見た目の美しさを見たときに「お金をかけた分虫歯にしない様にしょう」「このきれいな見た目を維持していこう」という気持ちになり自然と自分の口の中にに対して関心がでてきます。
使う歯ブラシやフロス、歯間ブラシ、更には磨き方までこだわってきれいを維持する為清潔にする事やメインテナンスを受けることが当たり前になって無理なく状態をいしていくことが出来るのです。
周りから口元を褒められたり若く見られたりすると更に頑張ろうといいサイクルが出来上がります。結果的に年齢を重ねても自分の歯でしっかり噛んで食事する事ができ、遠い未来ではあるかもしれませんが認知症の予防までつながっていきます。
自分の歯を大切にする事は全身の健康を作っているのと同じなのです。

歯医者にお任せはダメ

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歯医者は患者さんの歯の将来を考えて自由診療という物を勧めています。しかし、保険診療が悪くて自由診療がいいという訳ではありません。あくまでもベストな方法として選択肢を出しているだけなのです。ですから何でも歯医者にお任せはやめましょう。
保険診療をしても一生自分の歯で食事ができる人もいます。その治療のメリットやデメリット、わからない事はきちんと聞いてから自分で決めていきましょう。
自分の歯は自分で守っていくのです。

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