噛み合わせが悪い状態とは?
正しい噛み合わせとは、咀嚼するときに使う歯やその他組織の調和が取れた状態です。
上下左右の歯がきれいに並び、噛んだ時に歯ぐきや歯の骨、あご関節などに余計な力がかからないことが理想的な状態です。
しかし、歯が抜けたり欠けたりするなどして噛み合わせが悪くなると、バランスが悪くなり、様々なところに影響がでます。
どうして噛み合わせは悪くなるのか
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歯が抜けたり、欠けたりする以外でも、日常的な習慣が影響して噛み合わせを悪くしている場合もあります。
・頬づえをつく
・食事の時の片方噛み
・長時間、足を組んで座る
・指しゃぶりや舌のクセ
・歯ぎしり
・食いしばり
・抜歯後のアフターケアを怠る
頬づえや長時間、足を組んで座ることは、一見、歯や噛み合わせとは全く関係ないことと考えがちです。
しかし、一般的に体重の1割程度とされる頭の重さを考えると、頬づえをつくことで、その重さが片側の顎にかかり続け、負担をかけてしまい噛み合わせに影響を与えることも。
また、足を組んだ状態でかみ合わせると、顎の位置がずれてしまいますから、長時間この状態を続けることで噛み合わせを悪くする可能性があります。
その他、片側だけで噛んで食べるクセや歯ぎしりや食いしばりも、バランスを悪くしたり、歯をすり減らし、噛み合わせを深くしてしまうことがあります。
抜歯した後も、もともとあった歯がないことでバランスを崩しがちです。抜歯した病院でしっかり最後まで治療を受け、噛み合わせなどを見てもらうとよいでしょう。
噛み合わせが悪いまま放っておくとどうなるのか
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噛み合わせが悪く、唇を閉じにくく口がいつも開いてしまう場合には、口呼吸となり虫歯や歯周病などの原因になることがあります。気を付けて歯磨きをしているのに、すぐに虫歯になる、という場合には、噛み合わせの悪さを放置しない方がよいでしょう。
また、噛み合わせが悪いと、特定の音が発音しにくく、人と話すことがコンプレックスになってしまうこともあります。
さらに、顎関節症も噛み合わせの悪さが原因で起こることがあります。代表的な症状としては、顎が鳴る、痛みを感じる、口が開きにくいといったものです。
首の痛みや頭痛を伴うこともあり、生活に支障が出ることもあります。
まさか顎が原因と思わず、整形外科や神経内科などに行き、原因の特定が遅れることもあります。
痛みや違和感がある場合には診察を受け、必要に応じて治療を開始しましょう。
違和感を感じたら歯科医院で診てもらいましょう
噛み合わせは、普段の何気ない習慣から悪くなってしまう可能性があります。
コロナ渦で人と会う機会が減ってる今だからこそ、歯科医院で気になっている箇所を治療してみてはいかがでしょうか?
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ビル一棟全フロアが歯科医院で診療台29台、歯科医師8名、スタッフ40名以上で徹底的に丁寧な治療を行ないます。 日本全国から患者様が来院されており、トップアスリートの噛み合わせ治療も行なっています。最先端の設備のを備え、ミリ単位以下にまでこだわった噛み合わせを作っていき、見た目の美しさだけではない、その先にある全身の健康を目指した矯正治療を行なっております。
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