デンタルフロスと歯間ブラシって同じじゃないの⁈違いと使い方を徹底解説!

デンタルフロスと歯間ブラシって同じじゃないの⁈違いと使い方を徹底解説!

デンタルフロスと歯間ブラシは同じ物だと考えていませんか?どちらも歯の補助清掃具である事は同じですが、見た目や使い方に違いがあります。その違いや使い方を解説していきます。 2020年05月27日作成

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デンタルフロスと歯間ブラシは同じ物だと考えていませんか?どちらも歯の補助清掃具である事は同じですが、見た目や使い方に違いがあります。その違いや使い方を解説していきます。 2020年05月27日作成

デンタルフロスと歯間ブラシって同じ?違う?

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歯科医院などで歯ブラシ意外に勧められるのが、デンタルフロスや歯間ブラシだと思います。使用する事で虫歯や歯周病予防ができるという事で多くの方に認知されていますが、どちらも同じものなのでしょうか。
どちらも歯の清掃補助用具という点では同じなのですが、見た目はもちろん、使い方や適応する歯はそれぞれ違います。
簡単に言えばデンタルフロスは、歯と歯の間の狭い隙間の清掃に適していて歯間ブラシは、歯と歯の間の広い隙間の清掃に適しています。現在ではそれぞれ種類も豊富で、どれを選んで使えばいいか分からない、と迷う事も多いと思います。今回はデンタルフロスと歯間ブラシの特徴と使い方についてご説明していきます。

デンタルフロスの特徴と使い方

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デンタルフロスとは細い繊維で出来た糸の補助清掃用具で「糸ようじ」と呼ばれる事もあります。
歯と歯の間の歯ブラシでは届きにくい所の歯垢を除去するのに使用し、狭い歯と歯の間でも入れて清掃する事ができます。
乳歯から使用する事もできるので、初めて補助清掃用具を使おうと考えている方にお勧めです。
基本的に一回使い切りです。種類もいくつかあり、持ち手がついているタイプの物や、糸だけで自分の指に巻いて使用するタイプ、歯と歯の間にスムーズ糸が通せる様に糸にワックスが付いている物などがあります。
デンタルフロス初心者の方には、持ち手がついているワックスタイプがおすすめです。そして慣れてくると指巻きタイプなどにも挑戦してみてください。最初は難しいと感じていても案外指巻きタイプの方が使いやすくなってくる事も多いようです。
使い方としては、歯と歯の間にデンタルフロスを置いたらノコギリを引くような感じでゆっくり前後に動かして入れていってください。いきなり押し込んで入れてしまうと誤って歯ぐきを傷つけてしまう可能性があるので注意してください。
また、隣の歯と連結して繋げている形態の被せ物をしている場合は、歯と歯の間に隙間が出来ていないのでデンタルフロスが通りません。歯に合っていない詰め物の所があれば、そこで糸が切れてしまう事もあります。以上の事をまとめると、

•乳歯から使用できる
•比較的どんな歯でも通す事ができる
•歯と歯が接している場所も清掃する事ができる
•鏡を見ながらでないと難しい
•歯に合っていない詰め物や銀歯の所に使用すると糸が切れてしまう事がある

という特徴が挙げられます。

歯間ブラシの特徴と使い方

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歯間ブラシはワイヤーの周りに小さな毛が植えてある小さいブラシの様な物で、奥歯などに入れやすい様にL字に曲がっている物も有れば、まっすぐの形をしていて奥歯を磨く際に自分でワイヤーを曲げて使用するタイプもあります。
現在は、ワイヤーだけでなく歯ぐきに優しいという事でゴム製の物も販売されています。
使い捨てタイプのものと、歯間ブラシのワイヤーが折れたり毛先がバサバサになるまで洗って何回も使用できるものがあります。
また、歯と歯が繋がっている被せ物があっても歯間ブラシは使用する事ができます。

歯間ブラシには太さのサイズがあり、自分の歯のすき間に合ったサイズを選ばないと歯垢がきれいに除去出来ず、歯ぐきを傷つけたり、歯と歯の間が余計に大きくなってしまう可能性があります。
使い方は、歯と歯の三角形のすき間に歯間ブラシを入れてそのまま前後にゴシゴシと擦ります。その際にゆっくり歯間ブラシを入れてください。勢いよく入れると歯間ブラシの方向が少しずれてしまい、痛みを伴うこともあります。
以上の事から、

•加齢や歯周病などで歯と歯の三角のすき間が気になる方
•歯と歯が繋がっている形態の被せ物をしていても使用できる
•歯間ブラシのサイズが合っていないと効果が充分に発揮できない
•毛がバサバサになるまで洗って使用可能のものがある
•自分の口腔内で歯間ブラシのサイズを使い分ける必要がある

という特徴があります。

自分にあった清掃補助用具を見つけよう

自分の歯に合う清掃補助用具を見つけて、歯周病予防や虫歯対策をしましょう。
歯科医院で相談し、自分の口腔内に合った物を選んでもらうのも良い方法です。

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