軽い力で磨く
https://www.shutterstock.com/
あなたの歯磨きは、汚れをきちんと落とせていますか?
基本のポイントをおさえれば、磨き残しなくブラッシングができるようになります。
丁寧なブラッシングは、虫歯や歯周病予防につながります。磨き残しやすい場所も合わせて学び、お口の中をキレイに保ちましょう!
磨き残しやすい場所は?
https://www.shutterstock.com/
磨き残しやすい場所は3つあります。
・歯と歯の間
・歯と歯肉(歯茎)の間
・噛み合わせの歯面
これらの場所には、歯ブラシの毛先がきちんと届くよう磨く必要があります。
丁寧なブラッシングでないと、プラークが蓄積して、虫歯や歯周病の原因になります。
基本の歯磨きのポイントをおさえて、虫歯や歯周病を予防しましょう。
歯磨きの基本! 3つのポイントを学ぼう
https://www.shutterstock.com/
ブラシを歯面にきちんと当てる
歯ブラシの毛先をきちんと歯面に当たることが1つ目のポイントです。
プラークが残りやすい歯と歯の間、歯と歯肉の間、噛み合わせの面の3つの場所には、特に注意が必要です。
毛先がきちんと当たっているか鏡で確認すると良いでしょう。
軽い力で磨く
100〜200g程度の軽い力で磨くのが2つ目のポイントです。
軽い力とは歯ブラシの毛先が広がらない程度の力加減です。強く磨き過ぎてしまうと歯や歯肉を傷つけてしまう恐れがあるので注意しましょう。
小刻みに動かす
5〜10mmを目安に小刻みに往復して、1〜2つの歯ごとに動かすのが3つ目のポイントです。
プラークは粘着性が高いため、1ヶ所に20回程度の往復が望ましいでしょう。
磨き方のコツを覚えよう!
https://www.shutterstock.com/
前歯の裏側は?
前歯の裏側は、汚れが残りやすい部位になります。歯ブラシを横にしただけのブラッシングは十分ではありません。
歯ブラシを縦にして、毛のつま先やかかとをうまく使いながらブラッシングしましょう。
噛み合わせは?
噛み合わせの歯面は、食べ物を噛み砕くために使われて汚れが残りやすいです。プラークが残りやすい場所でもあるため工夫が必要です。
歯面に対して歯ブラシを柄を水平に保ち、奥から手前へブラッシングしていくと汚れが口の中の奥に残らずに済みます。
凸凹歯並びは?
凸凹した歯並びを叢生(そうせい)とも呼びますが、ブラッシングには工夫が必要です。
通常の横磨きでは、歯ブラシの毛先が十分に当たりません。歯ブラシを縦にして上下に動かしてプラークを除去しましょう。
歯と歯茎の境目は?
歯と歯肉(歯茎)の境目は、プラークが残りやすい場所です。
斜め45度に歯ブラシを当てて、磨くことをおすすめします。この際、特に力が入らないように気をつけましょう。
歯肉を傷つけてしまう恐れがありますので、注意が必要です。
歯と歯の間は?
歯と歯の間は、歯ブラシの毛先だけはプラークを取りきれない場合があります。
デンタルフロスを活用すると、丁寧にプラークを除去することができます。
歯ブラシの磨き方には、基本の3つのポイントがあります。
歯の場所や歯並びによって基本の3つの磨き方だけでなく、工夫が必要です。
必要に応じて、歯ブラシを当てる位置や方向を変えて、丁寧なブラッシングをしてみましょう。
- カテゴリお口の悩み - 虫歯
- VIEW:163