すきっ歯を治したい。治療にはどんな方法が

すきっ歯を治したい。治療にはどんな方法が

歯と歯の間に隙間のある、いわゆる「すきっ歯」。「歯並びが気になって、人前で口を開けられない」と気にしている方もいるのではないでしょうか。すきっ歯を治すにはどのような方法があるのか紹介します。 2018年08月07日作成

  • カテゴリお口の悩み - 歯並び・色

歯と歯の間に隙間のある、いわゆる「すきっ歯」。「歯並びが気になって、人前で口を開けられない」と気にしている方もいるのではないでしょうか。すきっ歯を治すにはどのような方法があるのか紹介します。 2018年08月07日作成

すきっ歯は放置しないで

歯と歯の間に隙間ができる「すきっ歯」。見た目が悪いのを気にしている方も多いと思います。しかし、すきっ歯を放置していると、健康にも悪影響を及ぼしてしまいます。

すきっ歯を放置することのデメリットと治療法について紹介します。

出典元https://www.shutterstock.com

虫歯や歯周病になりやすい

歯と歯の間に隙間があると、当然、その隙間に食べ物のかけらが挟まりやすくなります。歯磨きとデンタルフロスでしっかり、隙間の汚れまで落とせれば問題はないのですが、歯磨きの仕方が悪いと汚れがたまりがちになり、やがて虫歯や歯周病の原因になってしまいます。

食べ物をしっかり噛めない

歯に隙間があると、歯に力が入らず食べ物が噛み切れなかったり、細かく噛み砕いたりできなくなります。しっかりと食べ物を咀嚼しないまま、飲み込んでしまうと、胃や腸に負担がかかり、消化不良を起こす恐れがあります。

発音に支障が出る

歯と歯の隙間から空気が漏れ、発音がしにくくなる可能性があります。少し話しがしにくかったり、相手が言葉をよく聞きにくかったりする程度で、生活に不便を感じるという方はあまりいないと思いますが、職業などで人前で話す機会の多い方は支障があるかもしれません。

あごに負担がかかる

すきっ歯の人は歯の噛み合わせにも、ずれが生じます。すると、あごに負担がかかりやすくなり、あごの関節が痛くなったり、口が開けにくくなったりする顎関節症を引き起こしやすくなります。

すきっ歯の治療法とは

出典元:https://www.shutterstock.com/

一口で「すきっ歯」といっても、人によって原因や程度は異なります。このため、治療は口の中の状態にあわせて最適な方法を選ぶ必要があります。

主な治療法について紹介します。

コンポレットレジンで隙間を埋める

2ミリ前後のそれほど大きくない隙間なら、コンポレットレジンという歯科用プラスチックで隙間を埋めるという方法があります。ダイレクトボンディング(直接充填)法と呼ばれます。

コンポレットレジンは、小さな虫歯を埋めるときに使われる白いプラスチック素材のことです。隙間を埋めるだけなので、30分から1時間半ほどの治療で済み、歯を削ることはほんとんどありません。

ただし、耐久性のある素材ではないので、歯に強い力がかかると破損することがありますし、年月が経つとどうしても変色してしまいます。また、歯科医の技術力の差が出やすく、熟練した歯科医でなければ、満足いく仕上がりにならないことがあります。

費用は基本的に自費診療で、1本1万円から5万円ほどです。歯の隙間に虫歯がある場合、保険が適用されることがあります。その場合は1本700円から2000円程度です。

ラミネートべニアを張る

セラミック製の薄い板を歯の表面に貼り付ける方法です。付け爪のようなイメージです。通常、貼り付ける前に歯の表面を薄く削る必要がありますが、最近は歯を削らなくてもよい素材も開発されています。

薄い板で隙間を隠すだけなので、あまり大きな隙間だと不自然になってしまいますし、歯の生える向きなどに問題がある場合、噛み合わせ全体に問題がある場合には矯正など別の方法を考えた方がいいでしょう。

費用は自費診療で、使う素材によっても変わりますから一概にはいえませんが、1本6万円から10万円くらいが相場でしょう。

セラミッククラウンを被せる

セラミック製の被せ物をして、歯並びを整える方法です。歯を削って被せるだけなので、短期間できれいにすきっ歯を治すことができます。

ただ、かなり歯を削らなければならないので、歯へのダメージは大きいと言えます。歯の寿命が短くなる可能性もあります。歯を長持ちさせたいと考えている方には、歯科矯正がお勧めです。

費用は自費診療ですので、費用は高額です。さまざまな素材がありますが、1本8万円から15万円くらいが相場です。セラミックの素材については、各メーカーが耐久性や色調の美しさを競っていますから、最新の素材を使うとその分費用がかかります。このため、素材や本数によってはかなりの高額となります。

歯科矯正を受ける

骨の異常、歯の本数や生え方の問題などで隙間ができている場合は歯科矯正が必要でしょう。早く治したい、矯正器具を付けるのが嫌だという方は、セラミッククラウンを被せて治すのも選択肢の一つですが、健康な歯も削る必要がありますし、根本的な解決とは言えません。歯科矯正かセラミック治療かは、慎重に検討した方がいいでしょう。

歯科矯正は歯にブラケットという器具を取り付け、そこに針金を通して歯並びを整えていきます。最近は歯の裏側に取り付けるタイプなど、目立たない器具も開発されていますし、マウスピースを使った矯正方法もあります。期間は1年から2年ほどかかります。

また、歯全体ではなく、部分的に矯正する器具もあり、こちらは比較的短期間ででき、費用もある程度抑えることができます。

費用はやはり自費診療なので、トータルで最低でも100万円前後かかってしまいます。部分矯正なら20万円から30万円くらいでしょう。

かみ合わせも見ながら判断を

すきっ歯といっても、各個人の歯の状態は千差万別で、それぞれ適した治療法があります。特に気を付けたいのは噛み合わせで、せっかく隙間を埋めても、噛み合わせの状態が悪くなっては意味がありません。

治療の際には、信頼できる歯科医院で相談してから治療法を決めましょう。

出典元:https://www.shutterstock.com/

  • カテゴリお口の悩み - 歯並び・色