自分の歯の色が気になる⁈歯の色が変化する原因と対処法について解説!

自分の歯の色が気になる⁈歯の色が変化する原因と対処法について解説!

自分の歯の色が気になってきた人に歯の色が変化していく原因と対処法を解説していきます。 2020年05月30日作成

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自分の歯の色が気になってきた人に歯の色が変化していく原因と対処法を解説していきます。 2020年05月30日作成

自分の歯の色が気になる⁈

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白くきれいな歯というものに憧れた事はありますか?普段から鏡で自分の歯を見て人よりも歯の色が暗いと感じたり、以前は白い歯だと思っていたのに、だんだんと色が変わってきている様な気がすると感じている方はいないでしょうか。
歯の色が変化する原因は様々でその原因によって対処法も変わってきます。
今回は、歯の色の原因と改善、対処法についてお話ししていきましょう。

着色による歯の色と対処法

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歯の表面に着く茶色っぽい色のものを着色といいます。お茶やコーヒー、紅茶やワインなど色味の強いものが好きでよく飲む人や、タバコをよく吸う人に着きやすい汚れです。
例えていうならば湯呑みの内側に着く茶渋のようなものです。着色自体が虫歯や歯周病の原因になったりする可能性は低いのですが、見た目があまり良くなかったり虫歯だと勘違いしてしまう場合があります。
歯に一度付着してしまうと普段の歯ブラシで落とす事は難しく、歯科医院で専用の器具やペーストを使用して除去してもらわなければなりません。
薄く部分的に着色している場合と、全体的に歯の溝などに強く着色ある場合など、個人差があるかと思います。
使用する器具も異なってくるようですが、約1〜2回で終わる事が多く、専用の器具を使用する事で再び色が着くのも予防してもらえます。

再び着色する期間も個人差はありますが、予防として着色防止の成分が配合されている歯磨き粉も販売しているのでそちらを使用して着色の防止をしていくと良いでしょう。

市販や雑貨屋などで販売されている着色落としのペーストや道具などありますが、効果に個人差があり、希望の白さにならない可能性もあります。また、奥歯などの見えない部分も落とそうと考えているならば歯科医院での着色除去が1番効果的です。

本来の歯の色と加齢による歯の色の変化

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肌の色や髪の毛の色に個人差がある様に歯の色にも個人差があります。なので正しい歯の色というものがなく、自分がその歯の色に納得しているかどうかという事なのです。

それとは別に、加齢により歯の色が黄色くなったと感じる方がいます。歯を断面的に見ると3層に分かれています。1番外側の目に見えている所をエナメル質、その奥が象牙質、更に奥が歯の神経が通っている歯髄と言い、食事をしたり歯を使う事で歯がすり減り、年齢とともに1番外側のエナメル質が薄くなります。そうすると奥の象牙質という部分が透けてくるのです。象牙質はエナメル質よりも色が濃いため、見た目が黄色く見えてしまうのです。
元々の自分の歯なので外側からいくら磨いたとしても白くなる事はありません。白くしようと思うのであれば、ホワイトニングをするか、上から自分が理想とする色の白い被せ物をするしかありません。
ホワイトニングは一生白いわけではない上に保険適用外です。白い被せ物も場所や素材によっては保険が適用にならない場合があるので、歯科医院にて事前に金額や期間を聞いておく必要があります。

神経の無い歯の変色

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先程、歯は3層に分かれていると述べましたが、虫歯や細菌感染、ぶつかった衝撃で1番奥の層にある神経が死んでしまうことがあります。
神経が死んでしまうと元に戻る事は無いので、神経の代わりになる薬を詰めなければなりません。神経がなくなってしまう事で歯の色がグレーのような黒っぽい色に変色してしまいます。
その場合、ホワイトニングのように外から漂白するだけでは白くならない為、歯の内側に小さく穴を開けてその中に白くする薬剤を入れて詰め物をする事で白くする事ができます。ただし、普通のホワイトニング同様、一生白いわけではありません。それとは別に白い被せ物をする方法もあります。

薬剤による歯の変色

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0歳〜12歳の永久歯が出来上がる過程の中で、テトラサイクリン系の薬を服用していた人に見られる歯の変色があります。
個人差によって様々ですが、グレーのような歯の色をしていたり、薄い黄色の縞模様になります。
その場合、ホワイトニングや白い被せ物をする事で改善できます。

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