矯正治療ってお金がかかりますよね。だからこそ歯科医院も歯科医師もしっかりと選びたくなりませんか?歯科医院と歯科医師の選び方について紹介していきます。
矯正歯科はお金がかかる
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矯正歯科は自費診療でお金がかかります。通常の歯科治療の何倍もの費用がかかってしまい、治療期間も何年もかかる治療です。なぜお金がかかるのかといえば金額を歯科医院が決められる自費診療だからです。
自費診療は同じ治療でも歯科医院ごとに診療料金を決めることができます。実際に同じ本数の矯正治療でも値段に倍近くの差があるところがあります。
では、矯正治療をするにあたって歯科医院選びで重要なことは何でしょうか。
・ 検査装置が揃っている
矯正治療をするにあたって一番大切とも言えるのは検査です。事前に行う検査でどのくらい歯を動かせる必要があるか、どの程度の不正があるのかをしっかりと調べる必要があります。
検査装置でもセファログラム検査ができる歯科医院を選ぶようにしましょう。セファログラムとはレントゲン検査の一種で顔を横側からレントゲン撮影して頭に対して顎がどれくらい前に出ているか後ろに出ているかを検査します。そしてCT検査もできる歯科医院がいいですね。歯が後どれくらいで生えてくるのか想定するのにレントゲン撮影だけでなくCT撮影もするとより具体的に生えてくる時期を予想できます。
後は歯型をとって噛み合わせの検査であったり歯並びがどうなっているかをしっかりと調べてくれる歯科医院がいいでしょう。
・ 保証期間や保証制度がしっかりしている
せっかく高いお金を支払うのですから保証制度をとっている歯科医院の方が安心できませんか?インプラントも歯科の中では自費診療でインプラントの場合10年保証と銘打って掲げている歯科医院はよくあります。
しかし、矯正歯科は後戻りがしやすいのであまり保証制度をとっている歯科医院は多くないのです。後戻りとは歯を動かした後にその歯が元にの位置に戻ろうとする働きのことです。
後戻りが起きない保証がないのでインプラントのように保証制度をとっている歯科医院は少ないですが、どうせならそう言った歯科医院を選ぶようにしましょう。
次に歯科医師を選ぶ際にはどのような歯科医師を選ぶと良いでしょうか。あらかじめ言っておきますが矯正歯科は女性しかいないという人がいますがそんなことはないです。矯正歯科をしている男性歯科医師もたくさんいますし、中には女性よりも細かな作業が得意な男性歯科医師もいます。
・ 矯正歯科の専門医または認定医
矯正歯科の専門医や認定医の方が実績があると言えます。矯正歯科を専門的に勉強した人にしかこれらの称号は与えられません。大学卒業後もしっかりと勉強したのだと思って結構です。
・ 矯正歯科の症例数が多い
これは前の項につながりますが矯正歯科をたくさん勉強していると多くの症例に出会っています。症例数が少ない歯科医師よりかは多い歯科医師の方がいいですよね。
・ 丁寧な説明をしてくれる
矯正歯科だけでなくすべての治療に言えることです。歯科医師は患者さんにしっかりと説明をしてなんぼだと個人的に思っています。
丁寧な説明を患者さんにして患者さんがわからないこと・疑問に思うことを質問できる空間を作るのがうまい歯科医師の方が安心できますよね。
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矯正治療はどこの歯科医院で治療しても同じだと思っていませんか?これら選び方を見るとそうでもないような気がしてきますよね。歯科医院の検査器具に関してはホームページを見れば書いてあることが多いですし、ご自身で歯科医院へ行った際に質問してみてもいいです。
歯科医師は実際に話をしてみて合う合わないがあると思うのでその都度決めてもいいでしょう。決して安くない矯正歯科治療なので自分で納得のいく歯科医院・歯科医師の元で治療をするようにしてください。そして選び方も参考にしてみてください。
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