歯の治療に行きたい。
けど先の予定のことを考えると腫れた顔で過ごすわけにはいかない。
そんな状況に置かれる事ってありますよね。
大事な人と会う予定があったり、友人の結婚式の予定があったり。
痛みがない場合はそういった予定が過ぎた後に治療に行けば解決しますが
我慢できない痛みがあるとそういうわけにはいかないですよね。
そこで今回、個人差等々はありますが
おおまかな目安として治療後の腫れは大体どのくらいで治まってくるのかを
ご紹介していきたいと思います。
どういった治療をしたら腫れるの?
ざっくり言ってしまうと、すべての治療において腫れる可能性は
確実に「0」とは言えません。
小さな虫歯の治療でも少しの隙間に細菌が入ってしまうと
腫れの原因になり得るからです。
その中でも治療後の腫れが多い治療法を2つご紹介します。
根管治療
簡単に説明すると歯の根っこの治療です。
虫歯が進行していると根っこの神経の治療が必要となります。
その際、隙間に細菌が入り込み膿が溜まり腫れの原因になります。
また、麻酔が原因で腫れる場合もあります。
いずれも1日様子を見て腫れが引かない場合、治療を受けた歯科医院に相談して
化膿止めのお薬を処方してもらう必要があります。
場合によっては再び根っこの治療をやり直すこともあります。
親知らずの抜歯
親知らずの抜歯後の腫れは生え方や抜き方によって様々です。
まっすぐきれいに生えている場合、ほとんど腫れることはありません。
歯茎に埋まっていたり、横を向いていたりすると腫れが大きくなったり
期間が長くなったりもします。
多くの場合2~3日で腫れが引くことが多いです。
ですが念のため。と思うのであれば1週間ほどの期間を見積もっておいた方が安心です。
少数ではありますが中には2~3週間腫れる方もいます。
腫れを早く引かせる方法はあるの?
とはいっても早く腫れを引かせたいのは言うまでもありませんよね。
方法の一つとして、口の中を清潔に保つことです。
抜歯後の窩洞や治療後のわずかな傷に細菌が入ってしまうと
化膿し、腫れの原因となります。
抜歯後は傷口が開かない程度にしてくださいね。
また、腫れや痛みが強いからと言って氷水などで急激に冷やさないようにしてください。
血流が滞り、腫れや痛みが長引く原因にもなります。
水道水や濡れたタオルで軽く冷やす程度にとどめるようにしましょう。
治療は早めに!
いかがでしたでしょうか?
いつ腫れが引くのか不安な思いをしないためにも
もう少し我慢できるだろう。とは考えず
早め早めの治療をお勧めします。
治療後、少しでも「おかしいな」と思ったら
治療を行った歯科医院に連絡するようにしてくださいね
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