虫歯を放置すると歯はどうなる?虫歯がダメな理由とは

虫歯を放置すると歯はどうなる?虫歯がダメな理由とは

歯についての認識が低いと言われているのが日本人です。
虫歯ができてから「歯をしっかり磨けばいいや」なんて思っていると
後々大変なことに…。どうして口の中に虫歯があってはいけないのか
改めてご紹介していきたいと思います! 2018年06月18日作成

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歯についての認識が低いと言われているのが日本人です。
虫歯ができてから「歯をしっかり磨けばいいや」なんて思っていると
後々大変なことに…。どうして口の中に虫歯があってはいけないのか
改めてご紹介していきたいと思います! 2018年06月18日作成

TOPIC 01

虫歯はどこからが始まり?

出典元:http://www.dental-sozai.com/illust.html?illust_id=2068

皆さんは、どのラインからが虫歯の始まりだとおもいますか?
歯の表面が黒くなってから?そう思う方が多いと思います。

でも実際歯を良く見てみると虫歯の原因が隠れていたりするのです。
あまり歯のことをよく見ることはないかもしれませんがこの機会に
自分の歯を見てみて下さい!
新たな発見があるかもしれません。

①歯の表面の一部が白くなっている

この歯の表面のことを「白濁」又は「ホワイトスポット」と言います。
これは知らない方も多いかもしれませんが虫歯の初期症状です。

痛みもなければ虫歯特有の黒くなってもいなく自覚症状がないことから
本人が気にならなければ放置する方も多いです。

この白くなっている部分は、周りの歯の表面に比べると歯の質が少し弱っているので
虫歯になりやすいリスクがあります。
ですが、治療をすると削るリスクもありますので、歯科医院では「良く磨く」ことを
告げられることがあります。
しっかりとケアしないと虫歯になってしまうので注意が必要なのです。

自分の歯を鏡で見た時に歯の表面に同じような白い斑点はありませんか?
もしあるのなら注意して磨く必要があります。

②茶色く変色している

出典元:http://www.dental-sozai.com/illust.html?illust_id=1538

茶色く変色している部分があります。
この部分を発見した時に勘違いしやすいパターンがあります。

それは着色なのか、虫歯なのかを見分けることです。
着色とはお茶やコーヒー、タバコなどから歯の表面に色が付くことです。
虫歯と勘違いしやすいのですが着色の場合は定期的な検診や歯のクリーニングで
とることができます。

ですが、虫歯の場合は簡単には取れないので削るなどの処置が必要になってきます。
虫歯の場合は一度でも変色してしまうと先ほどのようなクリーニングなどでは
落とすことができなくなります。
歯ブラシで虫歯の進行を止めることはできますがそれ以上に良くなることも
ありません。ですから大きさ関係なく変色が見られたら歯科医院に行きましょう!


③歯の表面が黒く凸凹している

歯の表面が黒く凸凹している状態は、虫歯が進行していて表面を虫歯の菌が
溶かしているため表面が削れていっているのです。
冷たい水や、風がしみやすい状態になってる場合もありますので生活している上で
歯が気になることがあるかもしれません。

早めに歯科医院に受診することをオススメします。

このように、虫歯には初期段階も含めていくつかの傾向があります。
ですが前歯などは自分で確認できても奥歯って自分で見るのは大変ですよね。
だからこそ「定期検診」が大切で、痛みや自覚症状がなくてもお医者さんに
見てもらうことで早期発見に繋がるからです。

TOPIC 02

虫歯の仕組みを知っておこう!

出典元:http://www.dental-sozai.com/illust.html?illust_id=2165

虫歯の原因はなんでしょうか。
甘いものの食べ過ぎ?
歯を磨かない?

思いつくのはこれくらいでしょうか。虫歯になる構造を紹介していきます!

糖分が栄養になる?!

特に朝起きたときなど、口の中のネバネバや歯の表面に白~クリーム色の
ねっとりしたものが付いていた経験はありませんか?
これはプラークと呼ばれ「歯垢(しこう)」という歯につくアカのことを指します。

このプラークにはミュータンス菌という菌が含まれていて、口にしたものに含む
「糖」に寄っていきます。
ミュータンス菌にとって糖は大好物です。そして代わりに「酸」を残していきます。
酸は歯の表面の層でもある「エナメル質」を溶かします。

ちなみにエナメル質は人間の身体の中で1番硬い部分ですのでそれを溶かすことは
とても強力だということが分かっていただけると思います。
酸によって溶かされた歯の表面にはいつのまにか穴が開き虫歯が始まります。

時間と歯磨きって関係あるの?

歯の健康を保つためには食後すぐに歯を磨くことをオススメします。
何故なら、食後は入りやすい歯の隙間や残りやすい奥歯の噛むところに残るからです。

食べカスなどが残ると、先ほどもお話ししましたがプラークとなって酸を発生させる
状態になってしまうからです。
特にお昼は1日の中で食べても磨かない方が多い時間帯です。

お昼に付着したプラークが夜まで持ち越されると、残っていたプラークに
夜ごはんの食べカスが上に乗っかてしまい、歯を磨いても夜の分のプラークを
落とすことができても昼の分が残ってしまうことがあるのです。

TOPIC 03

どうしてもすぐに歯を磨けない!そんな時は?

日常生活の中では、どうしても手が離せない!そんな時があると思います。
無理矢理急いで磨いたところで、プラークが落とせていなかったり
歯ブラシを雑に動かしてしまうと歯の表面を傷つけてしまう危険性があります。

忙しくて磨く時間もないという方はトイレに行くついででもいいので
お口をゆすぐだけでも磨かないよりは効果があります。ですから
是非時間がない方はお口をゆすいでみて下さい。これによってある程度は
プラークを除去することが可能です。

TOPIC 04

虫歯の放置はダメ!定期検診に行こう!

今回の記事で皆さんに伝えたい1番のことは改めて
「虫歯の放置はいけない」
ということです。

歯科医院と聞くと「治療時間が長い」「何度も通うのが面倒」
と思ってしまいがちなのですが、
もし虫歯があっても初期段階であれば治療は短く済みますし、
クリーニングなどを行ってもらえば虫歯予防のケアに繋がり
お口を清潔に、健康に保つことができます。

現在では患者様の生活リズムや仕事時間などを考慮し簡単な治療を行ってくれる
歯科医院もあるようです。そして綺麗な院内も増えていますので
これを機会に1度診察に行ってみてはいかがでしょうか?

何歳になっても健康な歯を保てるといいですね!

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