ホワイトニングの効果を高める方法があれば知りたくないですか?今回は特別にホワイトニングで効率よく白くさせる方法をお教えします。
ホワイトニングの効果とは?
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ホワイトニングをすると必ず歯が白くなると思っている人が多いです。芸能人やスポーツ選手の真っ白な歯を希望してホワイトニングを受ける方もいますが、残念ながら歯を白くするには限界があります。
その理由はもともと生まれたときの歯の色だったり人種によって違ってくるからです。そしてこれが個人差になってくるのです。
例えば日本人はアメリカ人に比べると歯が黄色と言われます。アフリカ人は日本人よりも黄色で、アメリカ・欧米人は歯が白い傾向があるのです。これは人種による違いです。
また日本人の中でも歯の色には違いが出てきます。
ホワイトニングは歯の中に浸透してしまった着色成分を分解することで、自然な白さを取り戻すので、真っ白にはなりません。歯を漂白しても漂白したエナメル質の純度で白さが変わってくるのです。
よって白さの限界には個人差が出てきます。
ホワイトニング効果を高めるには
ホワイトニングをどうせするのであれば、効果を最大限に出したいと誰しもが考えるはずです。では、実際にどうやったらホワイトニングの効果を最大限に発揮させられるのでしょうか。
いくつか方法を列挙するので参考にしてみてください。
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クリーニング
ホワイトニングは歯に漂白効果のある薬剤を浸透させる必要があります。できるだけ歯や歯の周りは綺麗にしておくと良いでしょう。そのためにも歯石やプラーク汚れを落としておくとホワイトニングの薬剤が浸透しやすくなります。
クリーニングには細かく分けると2種類有ります。歯周病治療を目的としたクリーニングとホワイトニングを目的にしたクリーニングです。
歯周病治療を目的としている場合は、保険診療の範囲内でできますがホワイトニングを目的としている場合は自費診療になります。これはホワイトニングが自費診療なので保険診療を一緒に行えないからです。
虫歯や歯周病の治療
虫歯を放置しておくと歯が黒く着色していきます。この黒い着色はホワイトニングで漂白されません。効果的にホワイトニングをしたい場合は、すでにできている虫歯を治療するようにしましょう。
歯周病も同様です。歯周病になると歯茎が痩せ下がって歯が伸びたような印象を受けます。歯の根っこが露出してしまうと根っこに虫歯ができやすくなります。歯周病も虫歯同様に早期に治療を開始することで症状の進行を抑制できます。
着色成分多いものを控える
コーヒーやカレーは歯を着色させやすいです。ホワイトニング中もこれらを飲食してしまうとせっかく白くなっていた歯に着色してしまうこともしばしばあります。これらをホワイトニング中はもちろんホワイトニング直後も控えることで白さをキープできます。
さらにタバコにはタールが含まれています。タールは歯に沈着し、歯を黒くする原因です。ホワイトニング中にはタバコも控えることが良いでしょう。
ホワイトニング直後はお茶でも着色しやすくなっているので、歯科医院によってはコーティング剤を塗ってくれることがあります。
毎日のケア
日頃のケアに優る予防法はありません。毎日の歯磨きはもちろん、着色成分が多い食べ物や飲み物を飲食する機会が全くないとは言えません。そんな時はできるだけすぐに口を濯ぐなどすれば対策できます。
効果を出すのは自分次第
ホワイトニングではある程度白くする効果があります。しかし、その効果にも上限があるのです。
せっかく白くしても着色させてしまうのは簡単ですが、患者さんの日頃のケア次第では白さが長くキープすることでしょう。
ホワイトニングの効果を最大限に発揮させるためにもここで挙げたことを守ってホワイトニングを受けてみましょう。
そして長くその白さが続くような努力もしましょう。
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